橋本忠雄ブログ

2017年10月23日 10:41

短歌の部屋(33)

 お題は、『雲』であったが、題詠ばかりだと多様性に欠けるので、他の歌を作っても良いということだった。

☆登校時ホームで雲を見ていたら目の前過った憧れの人
「憧れの人」は、概念的な表現であまり感心しない。他の言葉を工夫できたらその方が良いが・・・・。しかし、なかなか見つからないです。


☆物干に雨粒光って並んでる。音符のようだ、ピアノ弾く午後
句点や読点を使ってみた。また、啄木のように三行書きにしてもよいかもしれない。自分としては、「音符のようだ」が工夫かと思っていた。しかし、先生の言では、音符とピアノが、響き合いすぎる、説明的になっているとのことであった。
句点や読点は、使う人もいるが、面倒なようで止めてしまう人が多いらしい。こんなのはどうかということであった。

★物干に雨粒光って並んでるピアノ弾きつつ休日の午後
または、こんなのはどうだろうか?
★物干に雨粒光って並んでるピアノ弾いてる休日の午後

☆秋灯に近寄ってきたバッタの子 7センチ跳ねた2ミリの体で

試みに、数字を使ってみた。昔は数字を使わなかったが、今はrealityを増すために使ったりするのが、普通になってきている。しかし、この場合7と2を使って詳しすぎる。どちらかを、やめたらどうかということだった。

★灯火に近寄ってきたバッタの子 大きく跳ねた2ミリの体で
しかし、十月になるというのに、そんなに小さなからだでは、直ぐに死んでしまうでしょうね、育っていない個体なんですねと言われた。私の机の上に寄ってきたのは、ショウリョウバッタ(精霊飛蝗)であったが、なるほどこの季節になってもそんなに小さいのは、育っていないのか、孵化が遅れたのかもしれませんね。
因に、彼(彼女)が飛んだ距離は、測定してみると7cmあり、個体の大きさは、虫眼鏡を使って測ったところ、3mmであった。随分と大きな飛距離である。1m70cmの人間なら、39.6m飛んだことになる。
しかし、数字を使っている歌人は、他にもいると教えてくれた人がいました。
例えば、
★怒る時必ずひとつ鉢を割り九百九十九割りて死なまし    石川啄木
★7・2・3(なにさ)から7.2.4(なによ)に変わるデジタルの時計を見ながら快速を待つ  
       俵万智

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