現在当院に通院中の「肺癌」の患者様を調べたところ、6人の方がおられました。
その方々の、年齢・性別・初発症状・組織型・治療法などについて、統計を取ってみました。
当院の通院患者さんの統計

初発症状
初発症状は(扁平上皮癌の方の血痰・咳をのぞいて)、皆様ほとんど「なし」ということが特徴です。(4例目の男性も、左胸痛で来られましたが、痛みは左側に起こした気胸のためであり、癌は右側にあったので、これが本当の症状だったのかどうかはわかりません)。
では何故診断がついたかというと、皆様定期的に撮られている胸部レントゲンによる診断でした。最近、胸部レントゲンは健診に役立たないという議論もあるようですが、やっぱり1年に1回くらいのレントゲン撮影は必要かと思います。
画像診断
病期分類
腫瘍マーカー分類
腫瘍マーカーには、以下のようなものがありますが癌の種類によって使い分けます。
治療法
各々の病期や、患者さんの身体の状態に応じて、治療法を決めるわけですが、一般的に言って、ⅢA期までは、外科的切除が標準です。(肺葉切除または肺全摘術)と、リンパ節郭清術をします。
まとめ
当院の患者さんがたは、圧倒的に腺癌が多く、ついで扁平上皮癌でした。それ以外の癌としては、小細胞癌、大細胞癌などがあります。また肺癌ではありませんが、悪性リンパ腫が肺に現れて、当初は肺癌と診断されていた例が一例ありました。
なお予後ですが、残念ながら一例の方は、お亡くなりになりましたが、その他の方は現在お元気です。特に腺癌の一例の方は、発病して現在8年が経っています が、最初に手術をされ、その後再発のたびに5回にわたって抗がん剤治療を受けていられますが、今の所お元気で毎日を充実して生きておられます。まさしく、 その方の生きる意欲とともに、抗がん剤の開発とその使い方が改善されてきた結果だと思います。
その方々の、年齢・性別・初発症状・組織型・治療法などについて、統計を取ってみました。
当院の通院患者さんの統計
初発症状
初発症状は(扁平上皮癌の方の血痰・咳をのぞいて)、皆様ほとんど「なし」ということが特徴です。(4例目の男性も、左胸痛で来られましたが、痛みは左側に起こした気胸のためであり、癌は右側にあったので、これが本当の症状だったのかどうかはわかりません)。
では何故診断がついたかというと、皆様定期的に撮られている胸部レントゲンによる診断でした。最近、胸部レントゲンは健診に役立たないという議論もあるようですが、やっぱり1年に1回くらいのレントゲン撮影は必要かと思います。
画像診断
| それでは、幾つかの症例の参考のために、画像をお示し致します。 | ||||||
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① 扁平上皮癌 右肺門部に白くうつっている腫瘤があります。これが扁平上皮癌です。 |
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② 腺癌 最近新しく使われるようになったPET検査では、ガン細胞がブドウ糖をたくさんとりこむので黒くうつります。 ちなみにその隣に黒く写っているのは心臓です。 |
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①扁平上皮癌 この黄色く染まっているのが癌細胞です。 |
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②腺癌 癌細胞が重なり合って、細胞集団になっています。 | |||||
病期分類
| 皆様は、癌の病気の進行度合いを示すものとして、Ⅰ期とかⅡ期、Ⅲ期、Ⅳ期などと聞かれたことがあるのではありませんか。 その分類を図に示します。 |
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| ○治療法,予後に関して,病気分類が重要 Ⅰ期は,原発のみ Ⅱ期は,同側肺門リンパ節まで進展 合併切除可能な壁(胸壁,横隔膜)まで進展 IIIA期は,同側縦隔リンパ節まで進展 IIIB期は,切除できないほど局所での進展がある例(対側リンパ節まで進展, 悪性胸水,重要隣接臓器浸潤) 同じ葉内の肺内転移 IV期は,転移例 |
腫瘍マーカー分類
腫瘍マーカーには、以下のようなものがありますが癌の種類によって使い分けます。

治療法
各々の病期や、患者さんの身体の状態に応じて、治療法を決めるわけですが、一般的に言って、ⅢA期までは、外科的切除が標準です。(肺葉切除または肺全摘術)と、リンパ節郭清術をします。
まとめ
当院の患者さんがたは、圧倒的に腺癌が多く、ついで扁平上皮癌でした。それ以外の癌としては、小細胞癌、大細胞癌などがあります。また肺癌ではありませんが、悪性リンパ腫が肺に現れて、当初は肺癌と診断されていた例が一例ありました。
なお予後ですが、残念ながら一例の方は、お亡くなりになりましたが、その他の方は現在お元気です。特に腺癌の一例の方は、発病して現在8年が経っています が、最初に手術をされ、その後再発のたびに5回にわたって抗がん剤治療を受けていられますが、今の所お元気で毎日を充実して生きておられます。まさしく、 その方の生きる意欲とともに、抗がん剤の開発とその使い方が改善されてきた結果だと思います。

































