保険医協会の指導碁を受けに行った。7子で、滝口政季9段に打って頂いたの
だが、まるっきし ダメ。これが碁かというほどの、散々たる有様であった。
それを見かねたのか、田村さんが、こう言われた。 「中国や韓国の若い棋士が
強いのは、ヨセと詰め碁をしっかりとやっているからですよ」。 「一手の詰め
碁というのは、やったんやけど」 「そりゃあ、ダメですよ。せめて3級の問
題をやってください」。
そこで、10年程前に買ってあった『これだけできれば 囲碁3級』という本
を引っ張り出してきて、やってみた。なんとか3級は合格のようだった。
次に、「これだけできれば 囲碁初段」にとりかかった。
これで目が覚めた。なるほど、そうだったのか!!という感じ。
何が分かったのかと言うと、多分「捨石」と「簡単に諦めない。考え抜く時
の思考方法」ということが、なんとなく分かってきたのだと思う。
例えば、こんな例はどうだろうか?
383頁の 「1目得する法」

こんなのは、奇跡のように思えた。
わざわざ敵の陣地内に石を捨てに行くのだから。
いままでなら、敵陣に石を放り込むなんて、損以外のなにものでもないと、思ってい
たのに。 しかし、この問題は「損して得とれ」って、言ってるのですから、私にとっては
革命的な事柄だったのです。
もう一例。257頁の問題。

今までなら、白石にノゾカレタ所を、すぐツギにいっていたところでしょう。
正解はツガナイのです。ツガズに逆にコスンデ白石を攻めるのでした。なるほど、こ
れも目からうろこでした!!
そこで最近、『パンダネット』に入会しました。毎日、初心者向けの白江治彦8段の
問題が出るし、1週間を通して、布石、定石、中盤、ヨセ、手筋、死活の6分野の問題が
出されている。(今村俊也9段)。
最近1ヶ月の私の成績は、布石・ヨセ・中盤は 3級。 死活・手筋は 4級。 定石は
7級というものでした。
定石の勉強が足りないのですね。分かりました。もう少し勉強してみます。
何処までいけるのかな? さあ、多分有段者には、なれないでしょう。
でも、その課程が、とても楽しいものになってきたのは、事実です。
そして、問題が解けたときの喜びが、何かに似ているなあ・・・・と、思っていたのです
が、それは高校生の時に、幾何や物理の難しい問題の「解」を発見したときの喜びと同
じ種類のものだったのです!
09年5月2日



























