橋本クリニック

クリニック院長 橋本忠雄ブログ

牛飼いのデモもあるんだ!

橋本忠雄 (2011年1月 1日 18:00)

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   アグラから西へ230Km。ジャイプール(Jaipur)に向かって車を飛ばす。デリーからムンバイへの高速道路の途中にある町。1727年、藩王ジャイ・シンによって建設された。設計は、ベンガル人のビッディヤダール・バッタチャリヤに委ねられたという。
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   高速道路だから、4時間もあれば着くだろうと思っていたら、これが大間違い。やっぱり高速道路もインドだったのだ。
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   高速道路なのに、人は横切る、牛やラクダや犬が歩いている、逆走する車がある、横転しているトラックがある・・・すべてが桁外れなのだ。
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   暫く走ったところで、ガネシュが言う。
「今から、田舎道を走ります」
「高速道路からおりてしまうの?」
「この先で、牛飼いのデモがあるので、警察から降りるようにとの指示が出ています」
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  「牛飼いのデモって?!」
「牛飼いのカーストたちが(サブ・カーストということだろう)、仕事を要求しているのです」「例えば、公務員に占める牛飼いの割合をもっと増やせという要求です」
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   これは、大学入学にも、ハリジャン(不可触賤民)優先枠があると聞いたのと同じ理屈だろう。
 それに高速道路でデモをやるなんてのも、日本では聞いたことがない。
 やっぱりここはインドなのだ!
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  田舎のでこぼこ道を、跳ねながら走る。
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   牛やヤギを連れている人、頭に荷物を載せて運ぶ女性、家々から手を振ったり、敬礼をしてくれる子供たち(その笑顔がまた素敵なのだ!)。
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  田舎の家の屋根には、楕円形の薄っぺらい茶色いものがたくさん載っていたが、あれは牛糞に土や藁を混ぜて乾かしたもので、燃料になるのです。
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   村の商店では、野菜や果物を売っていた。
 それに、野生の孔雀が畑に群れていた。
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   高速道路は走れなかったけれど、時間は食ってしまったけれど、田舎道を走るのも、なかなかGoodではないか!
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   「ここらは、夏になると草一本もない荒れた土地になってしまうのです」
住民の笑顔は明るいけれど、生活は相当に厳しいのだろう。
「田舎を回るツアーもあるのですが、今日は図らずも田舎ツアーになってしまいました」。
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   いやいや、高速道路を飛ばすだけよりも、よっぽど田舎道の方が面白かった。
欲を言えば、牛飼いのデモにも遭ってみたかったなぁ・・・・。