橋本クリニック

クリニック院長 橋本忠雄ブログ

マハラジャの住む町

橋本忠雄 (2011年1月 2日 22:19)
   
ジャイプールの町の中に、シティ・パレスがあった。これもやはりジャイ・シンが建てた宮殿である。
インドは、長らくイギリスの植民地であったが、1857年セポイの反乱でインド独立運動は始まった。きっかけは、イギリス人がインド兵に弾薬筒に牛と豚の脂を塗らせた事によるという。牛を神の使いとするヒンドゥー教徒にとって、これは堪え難いことであった。

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 この戦いはイギリスに鎮圧されてしまったが、インド史上初めての反英闘争であった。
以後、独立運動は続いていく。1885年インド国民会議派が創設された。第1次世界大戦後はマハトマ・ガンジー、ジャワハルラル・ネルーらの指導のもと、民族運動は全インド的なものになっていった。 
 そしてついに、インドは独立を達成したのであるが、1947年8月、ヒンドゥー教徒を主体とするインド連邦(のちのインド共和国)と、イスラム教徒を主体とするパキスタンの二つの独立国が誕生した。

 イギリスは、地方の藩王たち(マハラジャ、大小合わせて500人はいたという)を利用して、インドを間接統治していたのであるが、インド連邦ができると、藩王たちは領土や権力を連邦に引き渡し、自分たちの地位や資産や宮殿は存続させてもらった。
 
 
↑ ネルー(左) ・ ガンジー(右)
 
indo110102_30.jpg.jpg indo110102_31.jpg.jpgだから、このシティ・パレスには、今もマハラジャの子孫たちが住んでいる。
大きな銀の壷(ギネスブックに載っている)が展示されていたが、ガンジス川から水を運んだという。これもマハラジャの権力を象徴するものであろう。
   





2010年1月2日