インドでは、ホテルのバスタブの横に、1リッターくらいの大きさの計量カップ様のものが置いてあった。
便座からは離れているけれど、噂に聞く(インドの人は、左手で水を使って洗浄するそうだ)あれがトイレの後始末用の道具なのかもしれない。
それから、空港やレストラン、公園のトイレには、掃除をしている人がいた。手を洗うと、横からさっとペーパータオルをくれるのであった。
その時は、10ルピー(20円)のチップをあげていた。
たまたまカジュラホの公園のトイレを使った時、小銭がなくてそのままトイレから出てきたら、トイレにいた男性が、不機嫌な顔をして追っかけてきた。
(恭子さんが10ルピー渡すと、すぐに引き返していった)。
「あの人は、ずっとトイレの仕事をしているのですか?」
「そうです、あれが彼の仕事です。彼は公務員です。給料をもらっているから、チップは彼の小遣いになります」。
なるほど、あの職業もサブ・カーストなんだろうな。
そういえば、イギリスでも、ロンドン市内のトイレには管理人がいて、トイレをきれいに掃除していた。私もお金を払った記憶がある。
であれば、この仕事もやっぱりイギリス由来なんだろうか?
それが、インドのサブ・カーストと結びついたのかもしれない。
インドを発つ最後の日に、デリー空港のトイレを覗いてみることにした。
すると日本のようなウオシュレットではなかったけれど、便座の横にシャワーのようなものがついていた。あれで、後始末をするのだろうか?
しかし、便座や床が濡れるだろうな・・・・というのは、インドの人にとっては余計なお世話なのかもしれない。

2011年1月2日



























