橋本クリニック

クリニック院長 橋本忠雄ブログ

国保料が高すぎる!

橋本忠雄 (2011年2月 9日 11:13)

国民健康保険料が、無茶苦茶高いですね。
もう市民の支払い能力の限界を超えていることは明らかです。
 例えば、守口市の場合。4人家族で所得が200万円の家族で、年間の支払いが40万円です。ビックリする金額ですが、冗談ではなく本当のことなんです。
 所得の2割を払わなければならないなんて、そんなことすれば、生活が出来ないではありませんか?!
おまけに、医者にかかると、3割の窓口負担が加わります。
 高い保険料の上に、高い窓口負担! これって医者にかかるなと、言ってるようなものです。

 それから、昨年5月民主党政権は、通達を出しました。
市町村が独自に行っている一般会計からの繰り入れをやめ、「保険料の引き上げをせよ」というものでした。
 全国の自治体が必死に努力して繰り入れている公費3700億円をやめよというのです。
 そうすると、どうなるか? 保険料が4人家族で、更に4万円高くなります。
今でも払えない人たちが、20%もあるというのに、これだと益々国保料金を納める人が減ってしまいます。すると、財源がないという理由でまた、国保料が上がるという「負のスパイラル」になってしまいます。

何故こんなことになったのか?!

一番の理由は、1984年には国庫負担が50%であったのを、現在は24%まで減らしたからなんです。
 だから、一番大事なことは、払える保険料にするということでしょう。
ということは、国庫負担を元に戻す、そうすれば、国保会計は立ち直るのです。
 貧困と不景気に悩む国民の懐から、お金を無理やり徴収するなんて、社会保障を謳っているお国のすることではないですね。 
                         

2011年2月9日