TANDINに案内された部屋は、寒そう。「バスタブはありません。一人がシャワーをすると、すぐにお湯が出なくなるので、次の人は20分位してから使って下さい」。
部屋には、パネルヒーターがあるが、敷布にも布団にも毛布が使われていない。

備え付けの毛布を下に敷き、もう一枚毛布を持ってきてもらう。それを二重にして上に被る。それでも寒いので、上着は着たまま寝ることにした。
夕食は8時という約束で食堂に行ったが、TANDINは来ていない。
仕方ないので、食事を始めた。
しかし、昼間の車で酔ったせいか、はたまた疲れからか、食欲がない。
恭子さんは、スープを啜っただけ。
私も、ランチと同じような食事をほんの少し食べる。
食堂で働いている青年たちは、なかなか愛想がいい。

「チョクチョ・チョクチョ」と、良く笑っていた。
ここで言葉を少し覚える。
ラミサミ → とても
ジンベー → おいしい
ラ → 丁寧語
カーデインチェラー → ありがとう
だから、「ラミサミ ジンベー ラ」 と言うと、「ジンベー」よりも丁寧な言葉になる。
しかし、TANDINに訊くと、「チョクチョ」という言葉はないという。
しかし、帰国後FBで友達になった青年とチャットをしていると、「chok chok」という言葉が、文末に付いていた。
「chokは、何の意味か?」と訊くと、 「Thank you」と、返ってきた。
TANDINには、私たちの発音が伝わらなかったのだろうか?
食事の後で、スイートが出た。白い丸いもの。
牛乳とチーズと砂糖で作ったというが、感触はスポンジ様。
甘い!甘い!
他の客は山盛り食べていたが、私たちには甘すぎて、1個食べるのが精一杯。
食事を終わって出てくると、TANDINが空を見上げながら待っていた。
「食事に行きましょうか?」
「あなたが8時にいなかったので、先に済ませたよ」
TANDINは腕時計を見る。
「今、8時過ぎです。約束の時間にここで待っていました」
そうか、私たちはもう9時を過ぎていると思っていたのだが、TANDINには、まだ8時を過ぎたばかりだったのだ。
「ごめんごめんTANDIN。時差を忘れていたよ」。
2011年12月27日



























