橋本クリニック

クリニック院長 橋本忠雄ブログ

厚生労働省崩壊

橋本忠雄 (2009年9月14日 16:02)

木村盛世著  講談社  1500円

厚生労働省崩壊.jpg著者の父は、開業医でありながら、WHOの副議長を務め、BCGワクチンの
キャンペーンをしていた人。貧しい人からは、診療費を受け取らず、外国の文
献にはたえず眼を通し、最良の治療をするように心がけていた人。
 彼女が、そんな父と母から学んだことは、「人と人との信頼関係がいかに強固
なものであるか、そして、その関係は社会的な立場を超えて結びつくというこ
と」であったそうである。
 そんな人だから、ここまで正義を通し、厚労省の役人たちを敵に回してでも
戦い続けることができているのだろう。その強さは、驚嘆に値する。

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差別と日本人

橋本忠雄 (2009年9月14日 10:09)

野中広務・辛淑玉 著   角川書店  724円

差別と日本人1.jpg07年8月15日、天満のドーン・センターで、『第2回アジア・太平洋地域の
戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む集会』が行われたが、その集会に野中さん
が来られていて、講演されたのには少なからず驚いた。何故なら、私の中では
彼は自民党の大物で、従って右翼的な人間だと思っていたから。彼は、1999年、
「国旗国歌法案」を自民党が通したときの官房長官であり、この法案を強力に
進めた人物だからだ。

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しのびよる破局

橋本忠雄 (2009年9月14日 08:24)

 辺見 庸著  大月書店  1300円

しのびよる破局.jpg.jpg

著者の言葉を借りれば、この本は、
―― 破局下の思考と行動はせめてどうあるべきかといった立脚点から、思念
本来のオリエンテーションを取り戻すためのひとつの叩き台として著された。
「いまは、どんな時代か」「私たちはどうして生きているのか」という基本の設
問への初歩的な答えを準備するために。くりかえすが、パンデミックといい、
大恐慌といい、破局といいながら、私たちはその内実を、らちもない政治や経
済生活への影響以上には一般にさして危惧していない。とりわけ内面の深み、
想念の底流、無意識の荒みとのかかわりについては、まったくといってよいほ
ど内観してはいない。その意味で、いささか乱雑な構成になってしまった本書
の、せめてどこか一箇所でも、ことばが読者の内面の湖底におりていくことを
私はねがっている。

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知られざる真実 ――勾留地にて

橋本忠雄 (2009年6月15日 20:14)

知られざる真実.jpg

植草一秀 著  明月堂書店 1800円


 インターネットのブログ『知られざる真実』で大活躍の植草さんが、書かれた本である。今や、植草さんのブログは、最も閲覧数の多いブログの一つである。毎日毎日、マスメディアに目を通し、その中から政治・経済の最も重要な問題点に標準をあわせ、的確なコメントを書かれている。
 マスメディアが、マスゴミと揶揄されるようになった現在、ブログはとても貴重な情報源である。
 今最も多く取り上げられているのは、郵政民営化に伴う巨大な経済犯罪の可能性のある『かんぽの宿』問題である。
なんせ、2400億円も投資した国民の財産を、たった109億円でオリックスに売り払うというのだから、大変な疑惑が横たわっていると考えられる。  

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資本主義崩壊の首謀者たち

橋本忠雄 (2009年5月12日 15:26)

 広瀬隆 著  集英社新書  720円sihonn.jpg

世界金融崩壊の実態、本質を、見事に捉えた本である。
これほど多くの情報を的確に把握し、現在の世界を動かしている人脈・閨閥を
明らかにするには、相当な勉強が必要になる。
 まずは、著者の博学に心から敬意を表したい。

  話は、資本主義が崩壊した事実から始まる。1989年11月9日にベルリンの壁  
は崩壊したが、トマス・ジェファーソンが起草した独立宣言によって建国して以来、230余年、2008年をもって、アメリカの資本主義は幕を閉じた。

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思考停止社会

橋本忠雄 (2009年5月 7日 08:19)

郷原信郎 著   講談社現代新書  740円sikouteisi.jpg

小沢代表の西松建設からの政治資金問題について、TVに頻繁に登場されるよ
うになったので、著者の顔を知っておられる方も多いだろう。

 私も小沢代表や、カレー事件の林真須美さんに対する報道の仕方に、大きな違和感・疑念を持っている。(勿論、医療現場も偏見に満ちた、現場を知らない非難だけの報道にどれほど、苦しまされていることか)。

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戦争への想像力

橋本忠雄 (2009年5月 6日 08:08)

小森陽一監修  新日本出版社  1600円sennsouheno.jpg

9人の若者が、いろいろな問題に取り組みながら、自分と戦争との関係を考え、
行動している実践を纏めた本である。
どんな実践かというと、
1. 従軍慰安婦 2.南京事件 3.強制連行・強制労働 4.靖国神社
5.東京大空襲 6.沖縄戦 7.原爆 8.朝鮮戦争 9.イラク戦争

以上の問題に、何故関わるようになったのか? また、それが何故自分な
のか?

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これだけできれば 囲碁初段   

橋本忠雄 (2009年5月 2日 09:09)
片岡聡 著  成美堂出版  1000円
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例え話は、むつかしい

橋本忠雄 (2009年4月29日 10:58)

 医療の世界では、レセオンライン義務化が、大問題になっています。(大阪府保険医協会は、オンラインの義務化は違法である、憲法違反でもあると大阪地裁に訴えたところです)。

 logo.gif(3月24日朝日新聞より)

しかし、このレセオンラインということを説明するのがとても難しい。皆さんも、このブログで私が数回にわたって書いている内容を、どれほど理解いただけているでしょうか?
 そこで、昨日の夜に寝ながら考えた例え話を書いてみたいと思います。

 

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信じられますか? この薬価!(抗パーキンソン薬)

橋本忠雄 (2009年4月29日 10:46)

 去年の11月山古志村に旅行した時に、ご一緒した方の中に、パーキンソン病の方が数人おられました。そのご縁で、姫路市の『特定非営利法人あけび』から、『あけびだより』という冊子が、時々贈られてくるようになりました。
 そのNO.54(09年4月1日発行)に載っていたパーキンソン病の薬の値段には驚きました! 

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