ドクターノート

2008年12月14日 15:19

CIDP(糖尿病)

女性 55歳
主訴:手足のしびれ感と歩行障害

現病歴
02年10月30日、お風呂に入っているときに、右手右足と左手がしびれた。その時は約3分間で治ったが、 その後日に日にしびれ感は増えて、入浴だけではなく、歩いていてもしびれるようになった。そのうち、感覚障害だけではなく、歩くのも不自由になってきた。 それまでは、走って上がれていた階段も、一段ずつしか上がれなくなった。

所見
腱反射:すべてマイナス
痺れ感の範囲:両手と下腿中央
以下糖尿病は、早朝空腹時血糖が120㎎/dl、HbA1cが6.5〜7.3%と、まずまずコントロールされている。

診断
慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー (CIDP)

治療
入院して、ヒト免疫グロブリン大量療法を行ったところ、その日から回復がみられ、5日間行った時点で、しびれ感はまだ少し残っているものの、ほぼ発病前に近いほどに改善した。階段も不自由なく上れるようになった。

解説
非常に長くて舌をかみそうな病名である。糖尿病のときに多発性神経炎といって、四肢がしびれ感を呈する人は時々あるが、この病気はかなり珍しいです。症状 はこの患者様のように手足のしびれ感と運動障害であり、約2ヶ月以上の経過で進行する。原因は色々な抗体が検出されることからも、T細胞の免疫異常が絡ん でいると考えられている。
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