ドクターノート

2008年12月14日 15:43

糖尿病性神経障害 って知ってますか? ②






糖尿病性神経障害はどのようにして起こるのか
糖尿病性神経障害の発症原因の一つにポリオール代謝経路の異常があります。
神経細胞の中に取り込まれたグルコース(ブドウ糖)の多く(約97%)は解糖系へと流れてエネルギー源として再利用されますが、約3%はソルビトール、更にソルビトールからフルクトース(果糖)へと変えられます。
糖尿病により高血糖状態が続くとアルドース還元酵素という酵素の働きによりソルビトールが神経細胞内に過剰に蓄積しますが、実はこの過剰なソルビトールの蓄積が神経障害の発症に深く関与しているのです

シュワン細胞(神経細胞)にソルビトールという物質が溜まると細胞の外から水分が入って浮腫を起こし、この細胞が破綻(はたん)して刺激に対して過剰反応が起こったり、逆に刺激が伝わらなくなったりします。

シュワン細胞の役目
① 刺激を筋線維に伝える軸策と呼ばれる神経の束(たば)を保護する
② 跳躍伝導・・・細胞間を跳び越えながら刺激を伝える
(例えば・・・熱いやかんに触れたとき瞬時に熱いと感じるような反応)

治療薬について
アルドース還元酵素という酵素の働きを抑えることによりソルビトールが神経細胞内に過剰に蓄積するのを抑え、神経障害の発症や進展を抑制するお薬がございますので医師にご相談下さい。
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