ドクターノート

2008年12月14日 15:53

水虫とは①




白癬菌(水虫菌)

水虫は白癬菌という真菌(カビ)が原因で起こる感染症です。
白癬菌は、爪や皮膚の角質の成分であるケラチンが大好物です。
水虫と言えば、足にできる足水虫(足白癬)を連想しますが、それだけではありません。
爪水虫(爪白癬)やその他の場所にできる水虫もあります。

白癬菌が感染した場所によって病名も異なり、シラクモ(頭部白癬)、インキンタムシ(股部白癬)
ゼニタムシ(体部白癬)、手水虫(手白癬)などと呼ばれます。
白癬菌は、ほかのカビと同じように、高温多湿を好みます。
蒸し暑い梅雨時から夏場にかけては、白癬菌の活動が活発になる季節です。
また靴や靴下を長時間履き続けると、皮膚が汗ばみ蒸れた状態になります。
そのような皮膚は、白癬菌にとって快適な場所なのです。

白癬菌の感染力は、それほど強力ではありません。
空気感染や直接接触による感染はほとんどないと考えられています。
しかしながら、水虫患者が落とした皮膚の垢などが別の人の皮膚に付着してうつるので、
バスルームの足ふきマットやスリッパなど湿った暖かい場所には、注意が必要と言えます。



爪水虫(爪白癬)


白癬菌が爪の中にまで侵入してきて起こるのが爪水虫です。
親指の爪に多く発症し、爪が白く濁ったり、変形したり、ぼろぼろ欠けたりします。
爪水虫だけでは、「痛み」や「かゆみ」といった自覚症状はほとんどありません。

そのため放置してしまうことが多いようです。
爪水虫になった場合、たいていは足など他の部位にも水虫があります。
しかも,いったん水虫になってしまった爪は白癬菌の隠れ家となってしまいます。

塗り薬などで治ったと思った足水虫が何度も繰り返すのは、
爪から白癬菌が供給され続けているからなのです。

爪水虫を退治しない限り、この水虫サイクルから
抜け出すことはできません。


●足の爪

●手の爪
●カンジダ菌の例

白癬菌と同じカビの仲間である
カンジダ菌によっても同じ症状がみられる

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