ドクターノート

2008年12月14日 16:40

血圧の測り方


外来での血圧
外来で血圧を測ると、例えば160/95 とでた人が 「私が家で測るとそんなには高くないですよ」と、言われることがあります。(そんな方は結構多いです) 「家で測ると130/80くらいです」

どんな血圧計がいいのか
そんな方には、私は血圧計を持ってきていただくことにしています。そして目の前で一緒に測るのです。最近では、指先で測る血圧計を持ってこられる方は殆ど いませんが、時々手首で測るのを持ってこられる方があります。測ってみると、(良く合っている方もありますが)手首で測る血圧計はクリニックの血圧計と比 べて、おおむね不正確です。残念ながら、そういう方には、上腕で測る普通の血圧計を購入してもらうことになります。(余計な出費ですね。これからは買うな ら、上腕で測るものにしてくださいね)

どちらの血圧が高いのか
「家庭血圧計」が正確であり、しかもクリニックと家で測った血圧が違っている場合、ではどちらの血圧が正しいのでしょうか? それは、家での血圧が正しい と考えられます。なぜなら、医者の前で「血圧を測ります」といわれただけで緊張して上がってしまう方が結構多いからです。だから、クリニックで高血圧とい われても、家での血圧が正確に測れて、正常値なら、治療の必要はありません。(しかし、たまには逆白衣高血圧という方もおられるようですが)

いつ計れば良いのか
では、家庭血圧はいつ測ればよいのでしょうか?朝、昼、夕方、眠前などが考えられますが、最低測っていただきたいのは、朝(起床後1時間以内、排尿後、食事前、服薬前)と寝る前です。どちらも座位で安静にして1〜2分まって(深呼吸を5回くらいして)測って下さい。
その血圧を測ったもの(1週間以上1ヶ月くらいの分)を医師に見せてください。
なぜ朝の血圧が大事かというと、高血圧の人の約50%は朝に高くなるタイプ(早朝高血圧)で、上の血圧が138 以上あると正常な人と比べて、脳・心血管疾患にかかる危険性が約6倍になるといわれています。

治療の基準は
最近では、家庭血圧の標準値というものが出ています。(下表)
それによると、135/85以上のものは、高血圧として治療をはじめます。
また、早朝高血圧の人の場合、今までのように、朝に薬を飲むのではなく、夕食後に薬を飲む(朝に薬の効果のピークが来るように)という工夫が必要になることもあります。

 家庭血圧の基準値  
分類 収縮期血圧        拡張期血圧
(mmHg)           (mmHg)
確実な正常血圧 125未満           75未満
正常血圧 125未満           80未満
高血圧 135以上           80以上
確実な高血圧
(降圧治療を始める)
135以上           85以上




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