ドクターノート

2008年12月14日 14:20

膝関節症


症例:70歳 女性

主訴
左膝の痛み 3日前から階段を降りる時に痛むようになった。

所見
asi.jpg左膝の腫脹あり
また、0脚になっている

●変形性膝関節症になりやすい人
1.女性
2.O脚
3.肥満








検査

膝関節のレントゲンを撮る
関節液の性状を調べる


グレード0

グレードⅠ

グレードⅡ

グレードⅢ

グレードⅣ

診断
変形性膝関節症
●どんな症状が起こるのか
1.動作時痛...膝を動かした時に痛みが起こる
2.可動域制限...膝の曲げ伸ばしが辛くなる
3.関節腫脹...膝が腫れる(水が溜まる)

治療
まず膝の関節液を穿刺、排液した。液は薄い黄色で透明。それから、スベニール(ヒアルロン酸)を関節内に注射した。体重を減らすことと膝の運動を指示した。
● 薬物療法:注射(局所注射・関節内注射)
局所注射 関節内注射
局所麻酔剤 ヒアルロン酸...軟骨の成分のひとつであるヒアルロン酸を関節に注入することによって、膝の痛みを和らげ、軟膏の修復を促します。
ステロイド剤など ステロイド剤...強力な抗炎症作用で膝の炎症を抑えます。副作用を起こす事があり慎重に使用されます。

経過
毎週1回ずつスベニールを注射した。また、痛み止めとしてロキソニンを3錠内服してもらった。ご本人も、毎日朝晩100回ずつ膝の運動を行った。すると、 痛みは順調に軽快し、5週目を迎える頃には、痛みが殆どなくなった。その後は、月に1回スベニールの注射をして、経過を診ている。今のところは、順調で、 日常生活にも特別困ることはなくなっている。

膝の痛みの原因
●変形性膝関節症 ●関節リウマチ ●外傷(骨折、靭帯損傷、半月板損傷)など

膝関節症とは
膝の軟骨がすり減り、関節の変形が生じて炎症を起こし痛みが起こる病気です。

予防と生活指導
膝を悪くしない為には、膝に負担をかけないこと、
関節本来の機能を維持することが大切です。
筋力強化
椅子に座って片足ずつ伸ばす
可動域訓練
仰向けに寝て
足を30度くらい上げる
(10秒)
肥満の予防解消
肥満の予防解消
減量だけでは不十分

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