2025.11.30

クリニック通信

~講座レポート~ 老後の住まいを考える講座を開催しました


2025年11月21日(金)、中部コミュニティセンターにて「親のため、自分のために 老後の住まいを考える講座」を初開催いたしました。おかげさまでお申し込みは満員御礼となり、たくさんの方にご関心をお寄せいただきました。ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

「もしもの時」を考えたことはありますか?

今回の講座では、株式会社橋本メディカルサービス代表で社会福祉士・介護支援専門員の守屋舞子が講師を務めました。守屋は、急性期病院のソーシャルワーカーとして多くの退院支援に携わり、サービス付き高齢者住宅「ゆくりあ守口」の施設長として立ち上げから運営まで経験。医療・介護の両方の現場を知る立場から、老後の住まいについてお話しさせていただきました。

「親が一人暮らしで、このままで大丈夫かな」

 「自分が動けなくなったら、どこで暮らすんだろう」

 「施設ってどんなところ?費用はどのくらい?」

こうした漠然とした不安を抱えている方は、実はとても多いのではないでしょうか。

知っているだけで、選択肢が広がる

介護が必要になるきっかけの約3割は、脳卒中や骨折など「突発的なもの」です。つまり、介護は「いつか」ではなく「突然」やってくる可能性があるということ。

だからこそ、元気な今のうちに「どんな選択肢があるのか」を知っておくことが大切です。

病院、在宅、高齢者施設——それぞれにメリットもあれば、必要な条件もあります。「自分や親の場合はどうなるんだろう?」と具体的にイメージできるようになるだけで、いざという時の備えは大きく変わります。

「まだ早い」と思っている方にこそ、届けたい

「うちはまだ元気だから」「考えるのは先でいい」そう思っている方も多いかもしれません。

でも、元気なうちだからこそ、冷静に情報を集め、家族と話し合い、納得のいく選択ができるのだと思います。

「ちょっと気になるな」と思った方は、ぜひお気軽にご参加ください。

次回開催のご案内

日時

  • 2025年12月19日(金)14:00〜14:45
  • 2026年1月30日(金)14:00〜14:45

会場 中部コミュニティセンター 小会議室(守口市役所地下1階)

参加費 無料

生活のお困りごとについて、無料個別相談を承っております

社会福祉士が、お一人おひとりのご状況に合わせて、生活全般のさまざまなお困りごとについてご相談をお受けいたします。「自分の場合はどうなるの?」「親のことで相談したい」など、講座後もご都合の良い日程で個別にお話しできますので、お気軽にお問い合わせください。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。


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